テスラ認証タイヤ ミシュランeプライマシー

徹底的に空気抵抗や転がり抵抗を減らそうとするテスラ。新車装着のタイヤはどんなタイヤなのか。モデル3についてきたのはミシュランeプライマシーでした。

ツルンとしたタイヤ

納車時に駐車場でみたときはすぐにミシュランのPrimacyだと分かりましたが、家に帰ってよく見てみるとe・Primacyと小さくeの字が付いています。調べてみるとネットでも割りと売っているタイヤでEV専用に開発したみたいです。全体的に丸っこくて接地面がツルンとしていて凸凹感がありません。これグリップするんでしょうか。ブロックの間隔がほとんどないので騒音はなさそうです。これと似たようなタイヤが以前にありました。YOKOHAMAのAdvan dbもこんな感じだったと思います。横方向に水が逃げないので排水性が悪いんですよ。

eの字が小さく書かれたe Primacy
ブロックの縦方向のつなぎ目がほぼない

硬度を測ってみる

これまで買ったタイヤで硬度計で測った記録があるのは次のとおりです。なんと!NANKANG SV-1並みに柔らかいです。想像するにブロックの引っかかりがなくてグリップを補うために表面のゴムは柔らかくしてあるのではないかと。このタイヤ、ネットで買うと4本で10万円ちょっとぐらいですが、次も同じものにしなかった場合、電費にどれぐらい影響が出るものでしょうね。

  • トーヨータイヤPROXES CF2:62
  • ハンコック NEXEN N7000:62
  • NANKANG SV-1:52
  • ミシュラン Primacy4:58
  • コンチネンタル ExtremeContact DWS06 PLUS:55
  • ミシュラン e Primacy:50
硬度計で50、スタッドレスタイヤ並

空気がいっぱい

新車が納車されると大抵、空気が思いっきり入っています。標準より高くなってることが多いですね。モデル3も標準が290kPaのところ310kPaぐらい入ってました。だから有明ガーデンから湾岸線を走って帰ってくるとき、えらく硬いなぁと思ってました。E350カブリオレは2人乗車+荷物満載のとき250kPaだったので、車両重量も似たようなものなので、電費が悪くなることを除けばこれぐらい減らしても問題ないのではないかと。

モデル3、18インチのタイヤ空気圧

気温が下がって

春にかけて気温の上下が激しく、寒い日に2.6kPaまで下がったのも体感したのですが、このタイヤは横にむっちり出っ張っていないので、空気圧が低くなるとダボダボ感が出てきて乗り心地が悪くなる気がします。そうすると試した空気圧で一番良かったのは2.8kPaなのじゃないかと。標準が2.9kPaなので0.1kPaだけ下がったところですね。